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MASTER Next Generation

2009年から発売され過去3回大きなモデルチェンジをしてきたピストバイクMASTER。

その次期モデル、第4世代としてフレーム形状などを見直したプロトタイプの第一弾が到着しました。

今回のモデルチェンジではフレームを構成する各パイプ形状が大きく変更されています。
ダウンチューブ、リヤバックのパイプ断面が涙断面から真円へ変更されています。

第3世代の涙断面のパイプから真円のパイプへチェンジすることで、見た目はスッキリとしながらも、ダウンチューブの大径化でより高剛性のフレームに仕上がっています。これから実走テストへ入る予定です。
テストはDURCUS ONEのライダーBAMBIが担当。
今後は彼からのフィードバックを元に最終の製品版の詳細を決定予定です。

そして今回のMASTERモデルチェンジに関し、この仕様に至った経緯をご紹介をしたいと思います。

今回のパイプの真円(ダウンチューブ:大径化)ですが、実は2017年から構想されており、このフレーム構成をMASTERの上位機種GUM BALLから先に取り入れようと考えてました。

GUM BALLはMASTERの上位機種の位置付けで過去に販売されていたモデルです。フレーム素材にAL 7075 T6、カーボンフォークなどを用いてます。7075 T6と言えば超超ジュラルミンのフレームです。非常に軽量で硬いフレームでした。このGUM BALLというモデルは現在発売されていません。

3rd Generation GUM BALLがエアロ形状(最終販売モデル)。そしてこの4th Generation GUM BALLから、この真円パイプを全てに用い、ダウンチューブの大径化のフレームが採用される予定でした。

この4th Generation GUM BALLの実走テストは前記したように2017年からスタートして順調に進んでいたのですが、テストを行なったプロトタイプと同等の素材の入手が不可能になるということが途中で発覚。

色々再検討はしたのですが、残念ながらそのままお蔵入りになってしまいました。
現在までも実現できる条件が見つからず販売に至ってないモデルです。

その当時テストを担当していたJPはこの乗り味とルックスをとても気に入っており、2017年から2021年の現在に至るまでそのプロトタイプを愛用中。舗装路のみならずtrack lo crossなどに使用し、非常に酷使してきています。この使用に耐えることとJPからのフィードバックを元に考えると少し強度を持たせすぎていたかもしれません。彼も一般の方には硬すぎて乗りずらいかもと最終的には言ってます。

このような成り行きから、今回のMASTERのモデルチェンジにあたり同じ素材は手に入らなくてもジオメトリ、各部の形状などを参考にしたGUM BALLライクなMASTERをリリースしたいというスタッフ、ライダーの思いが形になってこのプロトタイプが完成しました。7075 T6から6061 T6に素材を変更することで、楽しく乗ることができるライダーの範囲を広げてくれていると思います。あくまで予想ですが。

まだテスト結果などは出ていない中であまり大きなことは言えませんが、実際のフレームを見ての感想を言うと手応えは上々。

これから実走テストなので先の発売になりそうですが、トラブルなく製品化できた際には是非宜しくお願いします!

テストの途中経過などはまたこちらでお伝え予定です。

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